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母が残した着物を売ってローン返済したい!
この番組は、自宅の不要品を買い取ってもらいたい人の元へ番組スタッフが出向き、プロの鑑定士に査定してもらい買い取ってもらうという番組のようです。
番組は華丸大吉さんが司会で、どうやら今までも特番として放送していたものが、レギュラーになったようです。前にもちらっと見たような気もしますが。
番組に登場したのは40代?と思われる看護師の女性。
亡くなったお母さんがが残した大量の着物と自分が若いときに買った
着物を買い取ってもらいたいという依頼。
その売ったお金で家のローン返済をしたいと考えているようです。
今はお父さんが一人暮らしをしているその実家に訪ねてみると・・・
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作家物の300万円の着物は果たして?
依頼者のお母様はかなりの着物好きでいらしたようで、学校の参観日や行事などでは必ず着物を着ていたとのこと。
実家のひと部屋にはたくさんのたとう紙に入った高額そうな着物がどっさり。
お父さんいわく「これは一緒に買いに行った着物で1本(100万円)はしたんだ。」
「これは皇后美智子様の作られたカイコで作った着物だから。」「この着物はお気に入りで一番よく着ていたね」と父娘で語り合う姿も見られました。
そして登場したのは本日のメインイベント。
お母様の着物ではなく、依頼者本人が若い頃に買ったという作家物の着物。初代久保田一竹という作家が辻が花という技法で作った着物だそう。
20数年前に300万円でローンを組んで購入したそう。でも着たのは1回きり。
これを500万くらいで買い取ってもらえば、家のローン返済が出来る・・・と思ってのことらしい。
さて果たしてどうなるのか?
着物買い取り専門家が訪問査定すると・・・
大量の着物の中から買い取れるものはわずか。色あせ、シミ、丈の短いものなどは買い取れないらしい。
お母さんの着物の中で高額な100万の紗合わせの着物の査定結果は・・・なんと2万円。
父娘そろって苦笑い。
そしていよいよ娘さんが20数年前に300万円で購入した辻が花は・・・・こちらもなんと2万円という買い取り価格だったのです。
これは鑑定の結果、初代久保田一竹という作家本人の手による物ではなく、その監修の元、工房で作られたものということで2万円の値段になったそうです。
お二人とも肩を落とす。でももしこれが本人作だとしても20万円なのだそうですよ。本人作なら300万よりもっと高かったことでしょうから、着物の価値というのは何十年か経つとガクッと下がってしまうのは仕方がないことなのでそう。
本人作だと思って300万という大枚はたいたのは・・・なんなんでしょうね。夢を買ったということでしょうか。
結果このお宅の着物の買い取りは、買い取れるものでも1点数千円。全部合わせて7万6000円という結果になりました。
500万円で買い取ってもらえれば!と思っていたものを合わせても7万6000円という結果を見て、これはもったいなくて手放さないのかな?と思いきや、1度しか着なかった着物を誰かに着てもらえばということで買い取りしてもらうことにしたそうです。
作家物の着物でも2万円ならば・・・
実際先月末、みどり子も自宅にあった着物をネットの買い取り業者に出してみました。その話はこちら→
着物買い取り査定体験談~実際に着物を売ってみた、その結果は。 買い取り専用の大きな段ボールいっぱいの着物はなんと・・・・・・驚きの0円だったのです。
7000円の買い取り金額が付いたのは、ついでに入れた古くて小さい金の指輪の値段だったというから笑っちゃいました。
作家物の300万もした着物でも20数年経てば150分の1の2万円になってしまうのですから。たとえ着物にはうるさい義母があつらえてくれた着物類とはいえ、作家物でもなんでもない着物。夫の40年近く前の着物や袴などいくら数があっても0円になるのは、当然といえば当然なのかもしれないとこのテレビを見て妙に納得したみどり子でした。
着物は、将来売れるから、子どもや孫に譲れるからなど考えて買う物ではなく、自分が着るために、楽しむ買う物なのだなと改めて思ったのでした。
ゴミ屋敷救済業者にかかる費用は?
次に紹介されたのは、築100年の京町家に一人暮らしをする70代の母親の家を片付けて欲しいという息子さんからの依頼。
そのお宅には1階にも天井の梁近くに押し込まれた大量の段ボール箱。
使っていない2階には古いタンスや様々な物が足の踏み場もないほど押し込まれています。
これでは地震が起きたときに高齢のお母さんが危険だということで、今回ゴミ屋敷救済業者に片付けて欲しいという依頼でした。
この片付け作業に費用は、作業員5人で片付け作業、不要品の運び出しで28万円という見積もり。そこからリサイクルできるであろう物の値段を事前に5万として差し引き、23万円ということで作業を開始しました。
実際そこからお宝が出て来た場合、作業費用から差し引いてくれるのだそうです。
30年間貯め続け物置と化したこの家から出て来たものは・・・・

大量の頂き物の箱、箱、箱。(昔の人、あるあるですね。あっ、人のことは言えない(^_^;)。使い古しの布団、スーツケース、大量のトロフィー、モノポリーのゲーム、息子さんたちが子どもの頃の学習机、息子さんがコレクションしていたG-SHOCKが10個などなど。
それらを5人の作業員が全て外へ運び出し、その量はなんとトラック3台分。
その中からリサイクルに回せそうなお宝を、片付け作業をしながらピックアップしていき、リサイクルのセリ市場へ出品するのです。
すると古いG-SHOCKには3万円の値段が。トロフィーの1つは純銀製だったのでなんと1万円。ボードゲームのモノポリーも数千円の値段が付きました。
合計この家のゴミの中から出てきたリサイクル出来るお宝の総額が30数万円になったのです。。最初に提示した作業料金の28万円を引いて差額の4万円余りを依頼者に返金することになりました。
結局このゴミ屋敷の片付け依頼者は、家の中からトラック3台分の不要品をタダで片付けてもらって、さらに4万円プラスという結果になったのです。
世の中、こんな良心的な業者があるんですね~。それならうちの
汚実家も片付けてもらいたいわーーー。なんならお金戻ってこなくてもいい。20万円くらいでたった1日で、あの物であふれた危険な汚実家から不要品を持っていてくれるなら今すぐ頼みたい!と真剣に思うみどり子なのでした。
用事があって全部は見られませんでしたが、なかなか興味深い番組でした。
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