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「死のお片付け」と恐ろしげな断捨離が流行っているというニュース記事を読んで考えた。

昨日スマホのニュースを見ていたら、こんなトピックが目に飛び込んできました。

死のお片付け」!!なにやらおどろおどろしい。

何それ??とさっそく記事を読んでみましたら・・・

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スウェーデンで人気の断捨離本?「死のお片付け」


ニューズウィーク日本語版の記事にはこんな副題がついていました。

こんまり式ははもう古いのか」スウェーデン式「死のお片付け」とは。

えーーー?なんなのそれ??なにか特別な断捨離法が北欧の方で流行っているの??

著者はスウェーデン人アーティスト、マーガレット・マグネソンさんという方だそうです。

名前で検索してみても、プロフィールや写真が探せませんでした。マーガレットというくらいだから女性でしょう。

既にスウェーデンでは大ブームで、英語版が出版されるのは来年だというのに、すでに英語圏の国で話題になっているそうなのです。

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こんまり式は「ときめき」が基準。では「死のお片づけ」の基準は?


こんまり式とは、言わずと知れたお片付けコンサルタント近藤麻理恵さんの片づけ法。

ものを処分する基準は「ときめき」。自分がときめくかときめかないか、です。

実はこんまりさんの本は何冊か読んだのですが、どうも私には合いませんでした。若い世代の方が書かれた本だかららかなぁなどと思っていました。

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さて今話題だという「死のお片づけ」の片付けの基準は

私がこれをとっておいたら誰かが喜んでくれるか?」だそうなんです。

この一文を読んでハッとさせられました。

私がこれをとっておいたら誰が喜んでくれる?


自分にもしものことがあったとき、残ったものたち。

それを見て残された家族が喜んでくれるかどうか?

わたしの家にあるもので、実際今は使っていないのに、ほとんど見ないのになかなか断捨離できないものがたくさんあります。

例えば

・大好きな料理研究家小林カツ代さんの本 たくさん。

・若い頃に買った古い生活雑誌「生活の絵本」や「私の部屋」など20数冊。

・子どもたちが小さい頃によく使った大量のケーキ型、クッキー型、パン型など。

・実家から持ってきた若い頃、友人とやりとりしたたくさんの手紙、ハガキの入った箱。

例えば、明日私が死んだとして、夫や子どもたちはこれらのものを見て

「お母さん、よくとっておいてくれた」とお思うでしょうか?

この中で唯一喜びそうなものは、お菓子の型の中のごく一部だけかもしれません。それすらもしかしたら「こんなものいらないよ」と思うかも。

若い頃の手紙に至っては、開く気にもならないでしょう。

だって、差出人はほとんど娘や息子の知らない人たち。もしかしたら1~2通は読んでみるかもしれませんが、考えたらプライベートな手紙を読まれることは私の本意ではありません。

料理本に至っては、私が執着しているほど、子どもたちは小林カツ代さんを好きなわけではないでしょう。

いくつかのレシピは私が作って食べさせたことで、彼らの定番メニューにはなっていますが。

古い生活雑誌は、以前50年ほど前の古い暮らしの手帖を買い取ってくれた古書店で、「買い取れない」と断られたものです。その時の話はこちら→年代物の古雑誌を断捨離。50年前の雑誌を買い取りしてもらう方法

とっておいてもほとんど見るわけでもない。そして子どもたちも興味がない。

こう考えると、前述したものはほとんどは処分してもいいものなのかも知れないと思い始めました。

「死のお片づけ」は終活と同じ?


著者の詳しいプロフィールはわかりませんでしたが、この記事の最後の方に「今80代である」と書かれています。

両親などの近しい家族を亡くした時の経験を元に書かれた本だそうです。

このニューズウィーク日本語版の記事の一部を引用させていただきます。

デイリーメールは、死がまだまだ先だと思える若い人を含め、「死のお片付け」はあらゆる年齢層が取り入れるべき考え方だというマグネソン氏の言葉を紹介している。

「『死のお片付け』を40歳から始める必要はないけど、(たとえ40歳でも)つい物を集めてしまう癖を考え直す必要はあるし、整理整頓を始める必要はある」。

『ピープル』誌とのインタビューでは、「死のお片付け」を始める年齢として65歳くらい、と話しているが、早すぎることは決してない、とも述べている。

引用 ニューズウィーク日本版

興味深い記事なので、ぜひ読んでみてください。リンクはこちら→ニューズウィーク日本版「死のお片付け」

 この本の中では「死のお片付け」は65歳くらいからを想定しているようです。

日本で言う「終活」と似た考えかたなのかもしれません。

若い人の断捨離法としては少し早すぎる考え方でしょう。ただアラカンのみどり子世代には合っているかもしれないと思いました。

いずれこの本は英語版だけでなく、日本でも翻訳出版されるのではないでしょうか。その時のタイトルはなんていう名前になるのかな?「死のお片付け」そのまま?「死の断捨離」?

ちょっと刺激が強すぎるけれど、インパクトはあるタイトルですよね。

その時にはぜひ読んでみたいものです。

そして、本当に自分が生きて行く上で日々使っている身の回りのもの以外のモノをどうするか迷った時には

「これを残して誰かが喜んでくれるかな」この言葉を思い出してみようと思いました。

コメント

すずか

ハプニング|д゚)
「私がこれをとっておいたら誰かが喜んでくれるか?」

とっても良いことを知りました。
迷っていたジャケットを抜けそうですし、他にもできるかもしれない!

さて昨日、ごんおばちゃまの本をみながら掃除を思い立ち始めてみると
急に『ブー!ブー!火事です!火事です!』と音が鳴り
火災報知器を鳴らしてしまいました・・・

拭き掃除の雑巾でひもを引っ張っていたようです( ;∀;)

あせってしまってなかなか鳴りやまず、引っ張りまくってやっとのことで止まりました;

掃除になれていないからこんなことがおこるのですね・・・(*_*;・・・





やまぼうし

もう11月で焦っているやまぼうしです
みどり子さん、こんばんは

なかなか衝撃的なタイトルの本ですね。
ときめきは自分の気持ち、この本は残された人の気持ち・・・
気持ちって白黒よりグレーゾーンが多いから(私の場合)
なかなかフィットする片付け本がありません。
私が今まで読んだ本の中では、佐々木典士氏の『ぼくたちに、もうモノは必要ない』が
役に立っています。
ギリシャのある哲学者はお茶碗一つを持っていたが、
少年が水を手ですくって飲んでいるのを見て、
そのお茶碗も割ってしまったと。
ストレートで分かりやすく、潔く、ユーモアがある。
筆子さんも男性っぽい性格からか、理論的ではっきりしていますね。

片付け本と幸福論ばかり読んでいますが、片付けはなかなかはかどらず、
自分の性格から天下国家まで悩みの尽きないやまぼうしです^^;

ちー

残したいもの
こんにちは。
アラフォーのちーです。2度目のコメントです。
私は「家族がこれを残されて喜ぶか」よりハードルを下げて「家族がこれを残されて困らないか」を基準の一つとしています。
よって、自分にしか価値のないもの(趣味、思い出関係)は最小限に、と思っています。
家族が喜ぶものは・・お金、保険関係の書類、家族への手紙、写真くらい?
あとは子供に「お母さんってこんなこと考えてたんだ」と、母親という側面以外の人となりを知って欲しい気持ちもあるので、日記も残しておこうか、でも迷惑だろうか、迷うところです。

真由美

どきっ!
みどりこさん、こんにちは〜
最近更年期が、、実はずっと1年くらい不眠症が続いているのですがそれがどうにもきつくて、、あと職場のいやなやつ、、( ^^;
でもひさびさみどりこさんの記事を読んで元気出ました。
あと短時間のお片づけ断捨離もやってますなんせ物が少ないので捨てるの探すのが大変です。
これを残して誰が喜んでくれるかな?きゃ〜そんなもの私には皆無(?)に近いと思います。寂しいかもしれないけど最近は似たような年代や上の方の話を聞いたり両親を見たりして、、それも少しずつ受け入れなければと、、要は自分が悔いのないようにやりきったといえるくらいに毎日を大切にすることかなと思っています。なんかとっても難しいんですけどね、、最近は毎日機嫌よく過ごす事を最大の目標にしてます、このささやかな目標は至難の技に等しいです。断捨離にしても片付けにしても自分がいったい何を望んでるのかゴールがどこで手段は何か?という頭の整理整頓が大事なんだなと思い始めてます。若い頃になんとなくちゃんと自分の頭で考えることをしなかったつけが今52歳になってかえってきていることを痛感しています。
なんか支離滅裂自分のことばっかりでごめんなさいね。みどりこさんの情報の多さはほんと役に立ってます。ありがとうね。

はな

はじめまして、はなといいます。
五十台も半ば過ぎ、36年連れ添った相方を今年の4月に見送り、おひとりさまです。終の棲家をぼちぼち探そうかと思っています。
三回の大型断捨離でかなり身軽にはなりましたが、もう少し片付けなくてはと思っています。一回目は、三人の子供たちがみんな巣立って行った時です。二人で暮らせばいいぐらいの感覚で、小さなお家に引っ越しました。その時に子供たちの使っていたもの、工作や絵物置にあったもう絶対に使わない思い出の品物など、小さな家に置けるだけのものにしました。二回目はその小さなお家から、二年前相方の実家に引っ越すときに、またまた前回の引っ越しから使わなかったものや、古いものすべてかたずけてしまいました。今回、持ち主のいなくなったものを全部処分しました。
今、手元に残してあるのは相方と私の物だけになりました。それでも、もう少し身軽になれるような気がします。残されてうれしいものいい考えですよね。
はなもそうしょうと思いました。はなと相方の思い出の品や手紙、ノートは、相方に持って行ってもらいました(笑)何かの機会がきっかけになってお片付けいいことだと思います。

みどり子

Re: ハプニング|д゚)

すずかさん、火災報知器が鳴っちゃったなんて、さぞかしびっくり!!大ごとにならなくてよかったですね。ご近所さんが駆けつけるとか・・・(^_^;

わたしもそういうことやりそうです。おっちょこちょいなので。(一緒にしちゃってごめんなさい)

迷っていたジャケット抜けそうになったそうで、よかったですね。ひきつづき一緒にがんばりましょう。

みどり子

Re: もう11月で焦っているやまぼうしです
やまぼうしさん。

断捨離本、ミニマリスト本も今や書店に行けばコーナーが出来てあふれていますものね。

その中から自分に合ったモノを選んで取り入れるのも一苦労かもしれません。

佐々木典士さんの本はそれこそ書店で立ち読みしただけかも。

断捨離本は女性が多く、ミニマリストは男性が多いという勝手な私のイメージ。

自分の家、家族のことばかりでなく、世の中のことに思いをはせることも大切だと思います。(わたしは余りしないけれど)やはり選挙の時は、自分なりに考えて毎回投票は欠かさないし、トランプさん来日も気になりますものね。

わたしも夏は小説を読んでいたのに、この頃遠ざかっています。たまには小説世界にのめり込みたい。

みどり子

Re: 残したいもの
ちーさん、こんにちは。

ちーさんは日記をつけていらっしゃるんですね。わたしは書いていませんが、夫が5年ほど前から10年日記を書いているようです。

私の亡くなった母親も10年日記を付けていて、たまに帰省するとパラパラと読んで、くすっと笑ったり、写メにとって子どもたちに送ってみせたりしていますよ。

家族に残して喜ばれる物、そして残して困らないもの。

判断は難しいけれど、すこしずつやっていかなければと思います。自分がこれから気持ち良く生きるためにも。

みどり子

Re: どきっ!
真由美さん

「毎日を機嫌良く過ごすようにしている」ってすごく素適なことですね。

わたし、その真逆をやっているからなぁ。特に夫の前では。

外でたまにスポーツをしたり、友達とのおしゃべりの時は機嫌良くしているんですけどね。なかなか思うようにはいきません。

更年期で不眠症。わたしもそうでしたよ、今はだいぶ良くなりましたが。

私の場合、寝付きはいいのに夜中に目が覚めて眠れなくなるのです。

最終的には体力が持たなくなったので、お医者さんで一番軽いお薬を処方してもらいました。いまもたまに。

お嫌でなければ薬を服用することも、身体が楽になるかもしれませんよ。

みどり子

Re: タイトルなし
はなさん はじめまして。

わたしより少しお若い世代のはなさん。ご主人を早くなくされ、お引っ越しも何回かなさっているのですね。

いろいろ大変だったとお察しするのですが、はなさんの文章は明るくて、お元気で、さっぱりして、いいことしか感じられません。

お引っ越しに伴う断捨離もとても前向きにされているようでうらやましです。

きっとご主人も空の上から、思い出のお手紙を読み返しながらはなさんのことを優しく見守っていらっしゃるのね。うらやましい。

コメントありがとうございました。
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みどり子

50代後半片付けられない主婦みどり子に突然起こった人生の転機。夫の失職そして病。泣いてばかりはいられない。
60歳までに今の暮らしをミニマムに、物も生活も三分の一にすることを目標に断捨離と掃除を節約を1から頑張る記録を綴ります。

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